【15th開発レポート⑪】職人インタビュー ~デザイナー編~ | Fleepは、敏感肌やアトピー、乳がん手術後などのお悩みを解決する、綿にこだわった下着、肌着などを販売しています。新規登録で500ポイントプレゼント中。

2022.10.28

15th 開発レポート

【15th開発レポート⑪】職人インタビュー ~デザイナー編~

こんにちは!FleepのPRを担当している吉澤です。

第11回目の開発レポートは、Fleepのデザイナーを務める中山さんにインタビュー!

デザイナーとしての軌跡や、15 th Anniversary collectionに込めた思いを伺いました。

吉澤:今日はよろしくお願いします!中山さんのお話しを聞けるのが楽しみです♪

早速ですが、島崎に入社したきっかけとは?

 

中山:子供のころから母親の影響で手芸をすることが大好きでした。

本当は看護師の道をと親からすすめられていましたが、もともと裁縫が好きで、服飾の短大に進み、更に勉強を深めようと専攻科へも進みました。

もともと都会が合わず、地元に友達もいたので、就職は秩父でと思っていて。地元で服飾系の仕事をするなら島崎だと思い、ご縁あって企画課に入社させていただきました。

 

吉澤:秩父の自然と、中山さんのおおらかな気質はぴったりですね!

当時担当していた仕事は?

 

中山:入社当時は担当した取引先への提案、サンプル作成、サンプル資材の染色、見積もり、工場用のパターン作成などの工程を一貫して担当していました。

様々な仕事を経験させてもらえたおかげで、商品づくりの流れを知ることができました。

 

吉澤:当時はデザイナーとパタンナーの役割が分かれていなかったんですね!

現在はどのようなお仕事を担当されていますか?

 

中山:Fleepのデザイナーとして商品開発、デザイン、パターン、サンプルづくりをしています。

ここ数年は、インスタライブにも参加させていただくようになって。配信を始めた当初はすごく緊張しました~(笑)段々とリラックスして話せるようになったと思います。

Fleep以外でも何社かODM(相手先ブランドの製品を設計・生産すること)の仕事も担当しています。

吉澤:中山さんとは毎月インスタライブをお届けしています。特に初回ライブは二人ともカチカチでしたね(笑)Fleepの魅力をリアルにお届けできる貴重な時間ですし、ファンの方々が喜んでくれていたら嬉しいですよね。

中山さんが、島崎で経験した印象的な出来事はありますか?

 

中山:初めて海外出張に行かせていただいたことです。毎年パリ(当時はリヨンでも)で国際ランジェリー展が行われていて、トレンドの情報収集や資材探し、商談などをしました。

 

海外のお店は日本で並んでいるランジェリーと全く違い、衝撃を受けて。とても洗練されていて、夢があり、手に取るときの高揚感が記憶に残っています。いつか、こんなにワクワクするようなランジェリーを作りたいと思った20代でした。

吉澤:中山さんのワクワクやパリでの様子が目に浮かぶようです。仕事を通して嬉しかったことや辛かったことは何ですか?

 

中山:自分で初めて作ったインナーが店頭に並んだ時がとても嬉しかったです。しばらくその場にたたずみ、お客様が手に取る様子を伺ってみたりしました。

 

もう一つは、松屋銀座店で展示された日本ボディーファッション協会のランジェリー展に作品を出展した時のことです。その際に記者会見が行われたのですが、最もランジェリーが似合う芸能人として桃井かおりさんが選出され、私が制作したランジェリーを着てくださったんです!

デザイン画を出してから作品展まで約1ヶ月しかありませんでしたが、仲間に協力してもらい、楽しんで作り上げることができました。

辛かったことは…忘れました(笑)

吉澤:自ら制作した作品が選ばれるなんて、感動しますね! このスリップ、中山さんの感性が溢れています♪中山さんはどんな時にやりがいを感じますか?

 

中山:発想をしている時。ときどき仕事中に限らず、ひらめく事があります。そんなひらめきを形にしていく時です。失敗もたくさんありますが、それが製品化されて、お客様に喜んでいただける。こんな最高なことはないですよね。

 

吉澤:お客様が喜んでいる姿を見られるのは本当に嬉しいですよね。

デザイナーの視点で、Fleepは他の商品とどう違うと思いますか?

 

中山:作り手の思いがFleepには詰まっていると思います。ただ形にするだけではなく、ここをこうしたら着心地がよくなるかも、このちょっとした工夫がとてもきれいなラインになるかもと、考えながら作っています。また、この作り手の思いが、パタンナー、縫製のオペレーターから出荷まで、各部門のスタッフ全員に伝わっている。その思いが、お客様のところまで届いているのではないかと思います。

 

吉澤:中山さんがフリープの品質を守るために、大切にしていることは何ですか?

 

中山:いつも着用していただく方の事を思いながら作っていることです。

自己満足では終わらない、最終工程はお客様、お客様が喜んでい頂ける商品を提供することまでが、自分に課された役割だと思って作っています。

 

吉澤:Fleep15周年を記念した、15th Anniversary Collectionをデザインされた中山さん。記念商品に込めた思いを教えてください。

 

中山:ファンの皆さんから毎年たくさんのメッセージを送っていただき、この場をお借りして、御礼申し上げます。

大切なメッセージは、社員全員が読ませてもらっていて。手書きでびっしり書いてくださったり、ご要望も多くいただきます。そんなFleep愛に満ちたご意見にお応えできるような商品を作ってみました。みなさんに喜んでいただけたら嬉しいです!

 

吉澤:最後に、Fleepファンのみなさんに一言お願いします!

 

中山:いつもあたたかいメッセージをありがとうございます♪

ファンの方々の応援が大きな力になっています。

これからも皆さんの笑顔が見られるような商品を作り続けていきたいと思います!

 

吉澤:ありがとうございました!

 

*************

 

Fleepのデザイナーになってから、お肌にやさしい商品の魅力や奥深さに気づいたという中山さん。

ピュアな感性とファンの皆さんのFleep愛を力に、日々のモノづくりに励んでいる姿がとても素敵です♪

 

次回はいよいよ、陸前高田の工場から記念商品の生産の様子をレポートします!

お楽しみに^^