2025.03.10
東日本大震災から14年 陸前高田市の今
2025年2月20日
東日本大震災から14年が経過しようとしております。
現在の陸前高田の様子ですが、歴史的建造物であった旧吉田家住宅主屋も復元し、今年には一般公開を予定されております。
この事業で震災後の公共の建物の再建については区切りになると思われますが、町の現実としては、嵩上げ地の利用率が40%程度にとどまり、市中心部のあちらこちらで空地や貸地の看板が多くみられ、時間の経過とともに荒地になってしまうことへの危機感を感じております。
来年には町の中心部にホテルが完成する予定になっており、より多くの方々に陸前高田にお越し頂き、少しでも町の活気につながればと願っております。
そして震災の風化を感じる中で、桜ライン311の皆様の「震災の記憶を後世に伝えるための活動」として津波到達点を桜の木でつなぎ、後世に伝えるために、桜を植樹する活動に賛同し、弊社も微力ながらご支援をさせて頂いております。
社員一同、これからも感謝の気持ちを込めてお客様に喜んで頂けるようにものづくりをして参りますので、今後ともFleepをそして陸前高田をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
桜ライン311 https://sakura-line311.org/(外部サイト)
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令和7年2月26日に大船渡市赤崎町で発生した林野火災で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
東日本大震災が発生した3月11日を前に、これまで復興にご尽力されて来られた方々の今回の山火事での被災に心を痛めております。
弊社も微力ながら何らかのご支援が出来ればと思っております。
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旧吉田家住宅主屋。
昔から、地元の人達に「大庄屋」と親しまれ、歴史ある建造物でした。
いよいよ今年一般公開の予定です。
嵩上げ地の利用率は40%程度にとどまり、市中心部には空地や貸地の看板が多くみらます。
松原に自生している葛(くず)のつるで作ったカゴ。
高田松原では、植栽された松が葛に覆われて枯れてしまうことが問題となっているそうです。
葛の駆除のために講習会も開かれ、カゴづくりが広められています。
津波復興祈念公園の管理事務所。
こちらで「葛でカゴ編み」の講座が開催されました。
管理事務所の駐車場も綺麗に整備されています。
陸前高田駅裏に建設開始しているドーミーインホテルの様子です。
滞在型観光推進に向けて期待が高まります。
2026年夏ごろの開業を予定しているそうです。
桜ライン311。
岩手県陸前高田市内の津波最大到達地点に桜を植樹しています。
力強く成長しています。幹がしっかりとしたような気がします。
2024年4月。陸前高田工場「シェリール」の桜。